【十一月の神訓】
人様の
お役に立てる
人になりたし
育てたし
お蔭に感謝し、地域の平安、家族の幸せを祈り、神々から力を頂きましょう!
我が国は古くより八百万の神々をいただき、お蔭によって生かされてきました。地域にはその土地の守り神である、氏神さま(鎮守さま・産土さま)が数多く鎮まっておられます。 神々のお蔭に感謝し、平安無事の祈りを捧げることは尊く大切な行ないであり、子孫にも守り受け継いでゆきたいものです。 また、我が国には独特の「ケガレ」という考え方があります。「気枯れ」が起源であるとする説もあり、日常生活の中でだんだんと気が枯れてゆくと、さまざまな災いを呼び起こしてしまうと言われています。 そこで、身も心も祓い清めて、氏神さまの御祭を厳粛に、そして盛大に執り行なうことで、地域の安泰をお祈りするとともに、神々から尊い力を授かって「気」が復活するのです。 御祈祷はそのような意味をもっています。自分の幸福を祈るだけでなく、まずは神々から頂いているお蔭に感謝し、家族の幸せ、地域の平安などを自らの祈願とあわせて祈ることが大切です。 社頭での御祈祷
<人生儀礼>初宮詣(お宮参り) 初節句 七五三詣 十三参り 厄除・星祭 成人式 結婚式 安産祈願(帯祝・戌の日参り) 年寿 他 <諸祈願> 初詣(新春祈祷) 交通安全(車のお祓) 合格・必勝祈願 商売繁盛(事業昌栄) 家内安全 病除・病気平癒 他 ◎神職が不在の日もまれにありますので、ご希望の日時がお決まりの方は当社社務所までお電話(04-7094-0323)にてお問い合わせください。 ◎玉串料(初穂料)にお気持ちによりますので、特に定めはございません。目安として、個人の場合 五千円〜一万円、法人の場合 一万円〜 の方が多いようです。(結婚式、地鎮祭など出張祭典につきましては別途目安がございますので、当社社務所までお問い合わせください) ◎神社では基本的に数え年(数え歳)を用います。数え年とは生まれ年を1歳と数え、年が改まると(元日になると)1歳増えます。
初宮詣(お宮参り)
新しい生命を授かったことを神さまに奉告、感謝し、子どもの無事成長をお祈りします。
御祈祷で頂いた御神札(おふだ)は七五三詣のときまで、神棚にあわせておまつりします。 【時期】地域によって異なります。当地域ではおおむね生後数え101日です。
七五三詣
子どもの健やかな成長を奉告、感謝するとともに、子どもの厄年と言われる3・5・7歳の節目の年を無事に送れるよう、お祈りします。
また、7歳では一人前の人間となったことを神前にご奉告し、心を新たにします。 【時期】地域によって異なります。数え3・5・7歳が基本ですが、現在では満3・5・7歳でお参りする方も増えています。 11月15日が七五三の日として知られていますが、一年を通じていつでもお参りいただいて構いません。
十三参り
子どもの厄年である数え13歳を無事に過ごせるよう、感謝の気持ちとともにお祈りします。
小学校から中学校へ進むこの歳はまさに節目の歳と言えます。子どもが大きく羽ばたき始めるこの歳に家族そろって神社にお参りしましょう。 【時期】数え13歳
厄除・星祭
人生の節目の年と言われる厄年を自身も身のまわりの人たちも平穏無事に過ごせるよう、お祓いします。
厄年について、詳しくは こちら をご覧ください。 【時期】一年を通じていつでもお参りいただいて構いませんが、年初めであるお正月がよろしいでしょう。
成人式
晴れて成人となったことを奉告し、ここまで育ってきたお蔭に感謝の誠を捧げます。
社会を担っていく成人として、誓いを新たにすべく、清新なお気持ちでお参りしましょう。 【時期】満20歳。成人の日前後にお参りする方が多いです。
結婚式
夫婦として長い人生を共に助け合い歩んでいく契りを大神さまの前で交わすとともに、これまで授かった大神さまのお蔭、自分たちを生み育てた親御さんたちへの感謝の誠を捧げます。
近年、教会式や人前式などの結婚式が増えてきておりますが、我々日本人が遠い昔より敬ってきた大神さまの御前にて、厳粛な雰囲気の中、かたい誓いを立てることには独特の感動があります。 【挙式料】当社社務所までお問い合わせください。
安産祈願
(帯祝・戌の日参り) 尊い生命を授かったことを感謝し、出産における母子の無事をお祈りします。 子を多く産み、安産である戌(犬)にあやかり、古来、妊娠5ヶ月の戌の日にお参りすることから「戌の日参り」とも呼ばれます。また、腹帯を初めて巻くことから「帯祝」とも言います。 先祖代々、つながってきた生命の流れは奇蹟の賜物であり、尊いものであります。新たな生命の誕生という喜びに思いを馳せるとともに、大神さまから授かった生命の重さ、親としての自覚を新たにするお参りでもあります。 大神さまのお蔭をいただき、元気な赤ちゃんを産んでください。 腹帯をご持参くだされば、あわせてお祓いいたします。また、お祝いの赤飯を供えられる方もいます。 御祈祷で頂いた御神札(おふだ)は初宮詣の際に神社にご返納ください。 【時期】妊娠5ヶ月の戌の日(お勤めの事情などによっては、戌の日でなくとも構いません)
年寿
かつては満60歳の還暦を過ぎて長生きすることは決して多くはなく、長寿はめでたいものとして敬われてきました。
長寿のお蔭に感謝し、長い時代を生きてこられたお年寄りを敬い、節目の年をお祝いします。 【年寿一覧】 古稀 数え70歳 喜寿 数え77歳 傘寿 数え80歳 米寿 数え88歳 卒寿 数え90歳 白寿 数え99歳 上寿 数え100歳
初詣(新春祈祷)
新しい年の始まり──。家族そろって氏神さまにお参りし、心を新たに抱負を立てることで、気持ちも引き締まり、すばらしく一年をスタートできることでしょう。
旧年中にいただいたお蔭に感謝し、今年一年の平安無事をお祈りします。 また、会社においては、始業日に代表者以下社員そろって神前に額づき、業務安全、事業昌栄などをお祈りしましょう。厳粛な時を通じて、心地良い緊張感に満たされ、社員の心が一丸となることでしょう。 【時期】 個人:1月1日〜3日(三賀日)が良いでしょう。 会社:始業日が良いでしょう。
交通安全(車のお祓)
日本には古くより、万物、全ての物に御神霊(みたま)が宿るという考え方があります。バイクや自動車にもまた、同じく御神霊が鎮まります。
運転するのは人ではありますが、時として、人の力ではどうすることもできない事象が起こることもあります。 大神さまのご加護をいただき、日常の交通安全はもとより、万一の際にも関われる人たちが無事であることも含めてお祈りします。 しかしながら、やはり安全運転に越したことはありません。思いやりの心をもち、優しい運転を心がけるならば、きっと車に鎮まる御神霊もお喜びになり、車の性能をいかんなく発揮して、身をお守りくださることでしょう。 【時期】 ○新しく車を購入されたとき ○年が改まったとき ○小動物などを轢いてしまったとき(車の清祓)
合格・必勝祈願
高校入試や大学入試、資格試験をはじめとする試験や、スポーツの試合やコンクール等は、単なる“テスト”“競争”にとどまることなく、挑戦する過程を通じて、人生をより高める基となることでしょう。
しかしながら、本番には緊張し、なかなか思い通りに実力が発揮できないことも多々あります。 大神さまの御力により、日頃からの努力・鍛錬の積み重ねが本番で十二分に発揮されるよう、お祈りします。 見事花開いた折には、お蔭に感謝し、世の中のために恩返しをすることが大切です。
商売繁盛(事業昌栄)
当社御祭神の一柱である、八重事代主神は源頼朝公が伊勢の神宮より御分霊を勧請する以前より当地に鎮まられていた神さまです。八重事代主神のお蔭をいただき、当地は古くより栄え、その御神徳をもって人々は「もうけた、もうけた」と喜び、「もうけ明神」と仰ぎ称されておりました。
八重事代主神は平和を尊ぶ神さまで、えびす様と同一神と言われています。えびす様と言えば、商売繁盛の御神徳の高い神さまとして知られています。 そういた御神徳のある大神さまの御前にて、商売繁盛や事業昌栄、業務安全、社員の無事健康などをお祈りします。 会社は尊い使命を負っています。日頃より御恵に感謝し、決して自身が潤うことのみを追求するのではなく、商いの力を以って世の中を築く担い手となっていくという高い理念をもつことが大切でしょう。
家内安全
日本人は古くより「家」をとても大切にしてきました。
「家」とは社会を形成する最小単位であり、「家」が幸せでなければ、社会が平安とはならないでしょう。 家の内が平穏安全であることで、家族が充実した毎日を送り、世のため人のために力を発揮できるよう、お祈りします。
病除・病気平癒
「病は気から」と申しますが、病は身を蝕むだけでなく、気を減退させ、心を沈めてしまいます。
病にならない、あるいは病を癒すためには、養生も必要ですが、加えて心を明るく保つことも大切です。「笑い」は万病に効く薬です。 健康に不安のある方は、清浄な空気に満たされた神前に額づき、いまを生かされている感謝の誠を捧げた後、大神さまの御力により、病を祓い退ける気をいただきましょう。 あわせて、治療の奏功もお祈りします。 出張祭典
<工事>地鎮祭・起工式 井戸埋祓 竣工式・落成式 家堅祭 新居清祓・事務所清祓 他 <神葬祭> 神葬祭 年祭(祖霊祭) 他 ◎出張祭典はご予約をお願いしております。詳しくは当社社務所までお電話(04-7094-0323)にてお問い合わせください。準備するもの、御祈祷料の目安などをお知らせいたします。
地鎮祭・起工式
家屋やビルなどの建築物を建てたり、駐車場などを造成したりする際、土地の造作にあたって、土地に鎮まり守っておられる神々に起工の旨を奉告し、工事の無事竣工、作業員の安全をお祈りする大切な御祭です。
最近では地鎮祭を行なわない家もあるようですが、長い年月に渡って住まう家ですから、やはり最初に地鎮祭を行なうべきでありましょう。 さらにはその家だけにとどまることなく、地域全体に関わる御祭でもありので、そういった意味でも厳修されることが大切です。 【時期】土地の造作を始める前。三隣亡(さんりんぼう)は避けます。 【準備物】 齋竹・注連縄、清砂、榊、神饌物(お供え物)など *お申込の際、詳しく記された案内書を差し上げます。
井戸埋祓
井戸は古くから、人が生きていく上でなくてはならない水という潤いの恵みを与えてきました。
しかし、社会の発展により上水道が整備され、井戸を使う家も少なくなり、土地の造作や危険防止のため古い井戸を埋め立てることが多くなってきました。 そのような際、井戸の守り神として鎮まっておられる井戸神さまに、これまでの御恵に感謝し、やむを得ない事由により埋め立てることになったことをご奉告し、作業の無事安全と、家の安泰を祈願します。 埋め立てた井戸には節を抜いた竹を通し、息抜き穴を設けます。竹は年数とともに朽ち、井戸は自然に閉じていきます。 【準備物】 齋竹・注連縄、清砂、榊、神饌物(お供え物)など *お申込の際、詳しく記された案内書を差し上げます。
竣工式・落成式
店舗やビルなどの建物が無事できあがった際には、完成に感謝し、あわせて建物の清め祓いを行ない、神棚(神宮大麻・氏神さまの御神札)を奉齋します。
こうして、大神さまの御恵をいただき、会社は発展・隆昌の道を歩んでいくことでしょう。 【準備物】 榊、神饌物(お供え物)など *お申込の際、詳しく記された案内書を差し上げます。
家堅祭
家が無事できあがった際には、完成に感謝し、あわせて家の清め祓いを行ない、神棚(神宮大麻・氏神さまの御神札)を奉齋します。
こうして、大神さまの御恵をいただき、家は安泰となることでしょう。 【準備物】 榊、神饌物(お供え物)など *お申込の際、詳しく記された案内書を差し上げます。
新居清祓・事務所清祓
建売住宅・中古住宅、賃貸マンション・アパート、貸し事務所などに入居する際、そこに残されている、以前に暮らしていた(営んでいた)人たちの罪穢れ(つみけがれ)を清め祓う必要があります。
あわせて家、会社の無事安泰、発展隆昌をお祈りします。 清祓の後には神棚(神宮大麻・氏神さまの御神札)をしっかりと奉齋しましょう。 【準備物】 榊、神饌物(お供え物)など *お申込の際、詳しく記された案内書を差し上げます。
神葬祭
人が亡くなることは悲しい出来事です。
亡くなった人は御霊神となり、家の守り神として、未来永劫、家の平穏無事を見守ってくださいます。故人を偲び、守り神としてあたたかく見守ってくださることをお祈りします。 詳しくは当社社務所までお電話(04-7094-0323)にてお問い合わせください。
年祭(祖霊祭)
我々の生命は祖先がはるか遠い昔より大切に受け継いできた生命であり、重いものです。いまを生かされていることは祖先のお蔭であり、家の守り神として鎮まっておられる祖先を敬いまつることは、家にとって怠ってはならない最も重要な行ないであると言えます。
祖先を仰ぐ御祭として、祖霊舎や墓所で行なう祖霊祭があります。 毎年行なわれる春季霊祭(3月春分の日)・秋季霊祭(9月秋分の日)などの恒例祭のほか、亡くなってからの年数に応じた年祭があります。 詳しくは当社社務所までお電話(04-7094-0323)にてお問い合わせください。 【年祭】(左は亡くなってからの年数) 1年 式年祭(一年祭) 3年 三年祭 5年 五年祭 10年 十年祭 20年 二十年祭 30年 三十年祭 40年 四十年祭 50年 五十年祭 100年 百年祭 以後、百年ごとに年祭を行なう。 遠地祈願
御祈祷は実際に神社に参って、社頭で受けられるのが原則です。ただし、入院している、遠いところに住んでいる(赴いている)など、やむを得ない事由により社頭にお参りいただけない方につきましては、神社にて御祈願した御神札をお送りしております。 当社社務所まで以下の事項をお知らせの上、お申込みください。御祈祷を受けるにあたり、伝えておくべき事項などがありましたら、そちらもあわせてお知らせください。 なお、匿名でのお申込み、インターネット(電子メール)のみの連絡を希望される場合につきましてはお受けいたしかねます。(お申込みは電子メールでも構いません)
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