鳥居
鳥居
神社に参拝するとき、まず最初にくぐるのが鳥居です。
鳥居というと朱塗りの鮮やかなようすを想像するかもしれませんが、当社の鳥居は白木のいたってシンプルなものです。

実は鳥居にも神社によっていろいろな種類があるのです。「鳥居」の語源には諸説があり、定説はいまだありません。歴史的には神社の入口に2本の柱を立てたのがはじまりで、しだいに洗練され、現在の鳥居になったと考えられています。

ふるくは木造でしたが、後世には石造・銅造・コンクリート造などができ、かたちによって神明・鹿島・春日・八幡・明神・稲荷・山王・両部・三輪鳥居などがありますが、大別すると神明系と明神系とからなります。
当社の鳥居は、伊勢神宮と同じタイプのものです。

「房総伊勢の宮」と仰がれる当社では、以前は、伊勢神宮にならい、20年に一度、式年遷宮(社殿の建て替え)があったようですが、現在では、諸都合から、鳥居の建て替えをもって式年遷宮にかえています。
これが、式年鳥居木曳祭であり、最近では平成7年に行われました。(次回は平成27年)

鳥居といっても、いろいろなエピソードがあるんですね。

軽く一礼をして、心を清新に、境内に参りましょう。


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